今年も色々な業種の社長から会社売却の相談を受けましたが、社長の年齢は、下記の通りでした。
30歳代・・・3名
40歳代・・・2名
50歳代・・・4名
60歳代・・・3名
70歳代・・・1名
80歳代・・・1名
10年前であれば、60歳代以上が80%ぐらいでしたが、最近は若くして売却を考える社長が増えてきました。
これは、M&Aが浸透してきた結果だと思います。
売却理由については、60歳代以上の場合、「後継者がいないため」が大半を占めますが、50歳代の社長も「後継者がいないため」と言われるケースが増えてきました。
譲渡希望金額については、60歳代以上の場合、適正額を望まれるケースが多いですが、30歳代~50歳代の若い社長の場合は、高額な役員報酬を取っており会社経営に自信を持っている場合が多いためか、私が適正と考える売却金額より30%~100%高く言われることが多いです。
譲渡希望年齢の分散と譲渡理由の多様化は、M&Aの多様化につながるので、望ましいことだと思います。
10年後のM&A業界も楽しみです。