平成28年末に自動車部品メーカー(プレス業)のM&Aが成約しました。

売上1億円ほどの会社を売上5億円ほどの会社が買収しました。プレス業のM&A仲介は約10年ぶりです。

売り手の社長は物静かな方(56歳)で私との相性も良く、私のアドバイスを素直に聞いてくれる方でした。

56歳での会社の譲渡は早いような気もしますが、この社長曰く、「高校を卒業してすぐに父親の会社で働き始めたので、大学卒業の人より4年早くリタイアしたいと思っていました。夢実現手帳にも56歳でリタイアすると書いていました。」とのことでした。

最終契約の直前で、「まだ嫁にM&Aのことを言っていません。」と言われビックリしましたが、奥様にM&Aのことを言うと反対されるのは分かっているので、反対できない状態になってから言おうと考えられていたようです。

実際、家族にM&Aの話をすると予想どおり、奥様と次女は反対し2人に泣かれたそうですが、長女は「いいんじゃない」と賛成してくれたとのことでした。

引継ぎが終わった後は、第二の人生がスタートしますが、まだ若いので、色々とやりたいことにチャレンジしていただきたいと思います(*^_^*)